さらに念写について
昨日の記事でのデジタル念写について、清田益章氏によるデジカメでの念写が記載された雑誌「ムー」2011年4月号を某図書館にて閲覧。当該記事「徹底解明! 福来友吉と「念写」の謎」を複写してきた。
冒頭、清田氏によるデジカメ念写の画像が掲げられている。既にこのときデジカメでの念写に成功していたのだった。
撮影は2011年2月10日に清田氏の自宅で行われたとある。デジカメはCanon IXY Digital95。レンズ部に10円硬貨を置きテープで固定。そして数枚の白い光の画像とともに特集記事冒頭に掲げられた、色とりどりの球体のようなものが奥行を伴って撮影された成功例が1枚。なかなか綺麗な写真だが抽象絵画のようで、正直なところ福来の事例のように具象を期待していたものの、かなり鮮明なものと言えるかも知れない。
記事によると、やはりフィルムでのアナログ念写に比較しデジタルは難しいらしい。その理由は、フィルムは何時間も念を送り疲れたら休んで再びトライするといういわば「念の蓄積」が可能な一方、デジタルは撮影の瞬間の電気信号に合わせないといけない、つまり一発勝負だかららしい。
この記事は福来友吉から三田光一、三船千鶴子、長尾郁子などの念写の歴史を特集しておりなかなか興味深いものとなっている。