易書購入
久しく遠ざかっていた易ですが、偶々神保町で紀藤元之介著「古易活法秘典(全)」(尚聖館、昭和31年)を見つけ購入しました。これは以前持っていたのですが、故あって譲ってしまったものです。
紀藤と言えば元之筮法ですが、この筮法は象の推移を観るのに向いています。2つの八面体サイコロを2回振ることで容易に立卦できることで以前良く用いていました。紀藤の主宰していた実占研究会の発行になるものです。雑誌「実占研究」は昭和50年代に廃刊となっていますが、揃いで出ればかなりの値が付くことでしょう。
岳易の機関誌であった「易学研究」誌も先日とうとう廃刊となって非常にさみしい気がします。
内容は易の基本ですが、卦で書く文章の練習というのが卦読みの訓練、いわばピアノの練習で言うところのハノンのようなものでなかなか参考になります。