閉眼で見える世界

随分前に、電車のなかで座りながら何気なく手を見ていたところ、ふと自分は目を閉じていること気づきハッとしたことがあります。ありありと見えるのに、確かに目を閉じている、何度も瞼を閉じていることを確認しながら、その奇妙さを暫く楽しんでいました。

その後そのような体験は無かったのですが、今日昼休みにヘミシンクの「オープニング・ザ・ハート」を聞きながらアナウンスの通りにエクササイズを続けていると、あの時と同じように瞼を閉じているのに周囲の景色が見えるという状況になり少々驚きました。

目の前にあるテーブル、向こう側の椅子、そして壁などが開眼している時に見えた景色そのままに見えている。暫くそのまま見ていると、視界の左手から男性が横向きに机に向かって立っているビジョンが現れました。かなりの高齢者に感じられましたが、表情や声などは判然としませんでした。

このビジョンの意味は良く分かりませんが、今までの朧げなイメージではなくかなり鮮明で自然なビジョンだったのが印象的です。休み時間の制約もあり、グラウンディングをしてセッションを終了しました。

これは一種の夢のようなものかもしれませんが、感覚としては眠りに落ちている感じは全くなく、むしろ平常時の覚醒感があるので、ヘミシンクでいうところのF10の状態なのだろうと思っています。

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