怪しい振り子 「ミステリーファインダー」
暇つぶしによく見る哲学ニュースさんに「一番昭和を思い出す画像を貼った奴が優勝」というまとめ記事があって、その貼られた写真がいちいちどれも懐かしいものばかりなのだけれど、そのなかで少年漫画誌の巻末などによく出ていたアイデアグッズの広告はとりわけ懐かしく子供の頃に良く眺めては想像を巡らせていたことを思い出しました。
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4705117.html
他愛のないグッズに付けられた短い商品説明は実際どんなものかが分からないのですが、そのために余計に興味をかきたてられるという、これは実に上手い広告手法だと今では思いますが、当時は完全に術中にはまり、親にねだってコイル状に巻かれた金属製の鉄輪のようなものが階段をまるで尺取虫のように降りる「トムボーイ」を買ってもらった思い出もあります。
いや、あれはデパートで買ったのかも知れません。余りに昔で記憶が錯綜しています。今でも売っているのでしょうか。
さてこれらの意味が分からないグッズのなかでも最も意味不明なものが卵の雌雄が分かるという「ミステリーファインダー」でした。
大仏の頭がヒモの先に付いているのですが、説明に
これは不思議。大仏の首が小鳥、玉子等の動物なんでもオス、メスをピタリと当てる。
とあっても何故大仏の首なのか、どうやって判別するのかなど当時はどう考えても分からなかったのです。親に訊いた記憶もおぼろげながらありますが、当然親も分からなかったのでしょう、明確な返答が得られるべくもありませんでした。
動物の雌雄の判別がどういうシーンで必要となるのかがそもそも意味不明な上に、この不気味な大仏です(笑)。一体これは何なのか、益々欲しくなってしまったのでした。
ミステリーファインダーについては
[昭和] 少年ジャンプの通販でおなじみ、「まつみ商会」のまとめ [怪しい通販] – Naverまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2138198732953595001
に採り上げられているほか、詳しいサイトも散見されます。要はダウジングなのです。
大仏の首にはオモリが内蔵されており下部には磁石がついています。この辺りはラジエステシアらしい感じがしないでもない(笑)。
懐かしくなり思わずエントリ。